インデックス・ファンドの選び方(外国株式)

投資信託

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投資信託の外国株式インデックス・ファンド

先日は国内株式の
インデックス・ファンドの選び方
について確認しました。

インデックス・ファンドの選び方(国内株式)

今回は外国株式の
インデックス・ファンドの選び方
について確認します。

外国株式インデックス・ファンドの種類

株式のインデックス・ファンドを選ぶ際
各ファンドの詳細を知るためには
目論見書もくろみしょを確認する必要があります。

目論見書は投資信託説明書とも呼ばれ、
「交付目論見書」と「請求目論見書」に分かれています。

私たちが確認すべきは交付目論見書で
各証券会社のサイト内の
各商品のページにて確認可能です。

  • ファンドの目的や特色
  • ファンドの仕組み
  • 投資のリスク
  • 運用実績
  • 手続きや手数料

などについて知ることができます。

各ファンドを比較検討する際に
なくてはならないデータです。

米国株式

投資信託でも特に人気が高いのが
米国株式です。

アメリカには有名企業や大企業も多く
どのファンドを選んだらよいか
迷ってしまいます。

インデックス・ファンドですので
何に連動している投資信託か、

つまり国内株式では
日経平均株価やTOPIXのような
指数となるベンチマークで選ぶのも一つの方法です。

S&P500

S&P500は米国株式市場の
代表的な株価指数の一つです。

米のS&P Dow Jones Indices LLC、
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社
が公表しています。

NY証券取引所やNASDAQに上場している
アメリカの代表的な500銘柄の時価総額を元に
算出されています。

時価総額加重平均型株価指数と言い、
時価総額が高い企業ほどファンド内の
組み入れ比率が高くなる
のが特徴です。

1941~1943年の時価総額の平均を10として
現在どのくらいに成長したかを示しており、

例えば、現在のポイントが4,000ptだとしたら
基準日の400倍であるという意味です。

500社は毎年見直され、
必要に応じて入れ替えられます。

NASDAQ 100(ナスダック 100)

NASDAQ100も米国株式市場の
代表的な株価指数の一つです。

ナスダック市場に上場している
アメリカの代表的な100銘柄の時価総額を元に
算出されています。

S&P500と同様に時価総額加重平均型株価指数
ですが、NASDAQ100がS&P500と異なるのは
金融銘柄が含まれていない点です。

100社は毎年見直され、
必要に応じて入れ替えられます。

NASDAQ100指数とは別に
NASDAQ総合指数もあるようですが、

投資初心者が対象とするファンドとしては
まずNASDAQ100の方を選択肢の一つとして
検討するとよいかと思います。

S&P500とNASDAQ100の違い

どちらもアメリカを代表する
アップルやマイクロソフトなど
誰もが知る企業がTop10上位を占めています。

ただ、NASDAQ100では
金融銘柄が除かれているため、
全体に占めるIT企業の割合がS&P500より多くなります。

そのためか、過去の運用成績は
S&P500よりもNASDAQ100の方が上回っています。

アメリカ経済をIT系のハイテク関連企業が
牽引してきたことがわかります。

GAFAやGAFAMと呼ばれる
世界的な大企業に投資してみたい場合は、
NASDAQ100に連動した投資信託を選ぶとよいかもしれません。

ただ、今後も過去と同じような
結果が出続けるかどうかはわかりません。

リターンが大きい分、
リスクも大きいと言えます。

S&P500とNASDAQ100のどちらが良い
とは言えません
ので、
投資初心者でも自分で判断するしかありません。

「セクター比率」で検索すると、
それぞれのセクター別構成比率が確認できます。

セクターは情報技術、ヘルスケア、金融、
通信サービスなどに分けられてます。

500社、100社のうち
どのような企業が組み入れられているか
確認できると思います。

全世界株式(オールカントリー)

全世界株式はオールカントリーと
表記されていることもありますが、
全世界の株式を対象にした投資信託です。

そのため、

全世界株式は分散投資になる

点がメリットで、分散投資対策として
全世界株式のファンド1本という
投資初心者も珍しくないようです。

とはいえ、世界的にみても
アメリカの株式市場は圧倒的な規模です。

そのためほとんどの商品で
組入国・地域の割合は
アメリカが半分近くを占めている場合が多い
ようです。

目論見書で構成比を確認すると、
アメリカに次いで日本が第2位である
ファンドがほとんどです。

全世界株式の投資信託でも
「除く日本」というファンドもあり、
その場合は商品名に「除く日本」と明記されています。

オールカントリーに日本を含めたいか
日本を除いた国構成のファンドがよいのか

国内株式と外国株式の比率も考えて
どちらかに決めましょう。

全世界株式の連動指数となる
ベンチマークは主に以下の2つです。

MSCI

MSCIは Morgan Stanley Capital International
の頭文字をとったもので、

米のモルガン・スタンレー・キャピタル・
インターナショナルが算出している指数の総称です。

FTSE

FTSEは英のFTSE Internatinal,Ltd.、
FTSEインターナショナルが算出している指数です。

日本語表記ではフッツィー[ˈfʊtsiː]だそうです。

MSCIとFTSEの違い

投資初心者にとって
MSCIとFTSEのどちらをベンチマーク
にしたファンドがよいのか判別は難しいです。

パフォーマンスとしては
あまり違いがないようなので
こだわりがなければどちらでもよさそうです。

ただ、違いを調べてみて興味深かったのは
投資対象国の分類が微妙に異なる点です。

各国が新興国と先進国に分類されていますが、
例えば日本の隣国でもある韓国は
MSCIでは新興国、FTSEでは先進国に分類されています。

新興国株式

新興国株式を扱う市場は
エマージング(emerging)市場と呼ばれています。

そのため、投資信託のファンド説明に
エマージングと書かれている場合
新興国株式であることを意味します。

現在成長初期、初期から中期の段階にある
国や地域の株式を指し、
新興成長市場とも呼ばれます。

今後大きな経済成長の可能性があり
リターンの期待値も高い反面、

国の情勢が不安定だったり
通貨危機や急激なインフレなどの
リスクも高く注意が必要です。

一般に、中南米、東南アジア、中国、インド、
東欧、ロシアなどがエマージング市場に含まれます。

ベンチマークとなる指数は
MSCIFTSEがメインで
運用成績にはほとんど差がないようです。

しかし、全世界株式でお伝えしたとおり
両社では新興国の分類に違いがあります。

実際に投資する場合には
必ずどのような国に分散投資しているか
確認しておきましょう。

先進国株式

先進国株式は、新興国を除いた
いわゆる先進国と呼ばれる国を対象にしています。

先進国と新興国の境目は曖昧で
ベンチマークにより異なります。

どの国を対象としているか
ベンチマークとなる指数は何かを
目論見書で確認した方がよいでしょう。

日本は一般的に先進国ですが、
先進国株式のファンドでは除かれています。

そのため、イギリスやフランスなどの
ヨーロッパ諸国がアメリカに次ぎますが、
アメリカが占める割合が圧倒的に高いことは変わりません。

米国株式や全世界株式のファンドにも
投資する場合は、8~9割アメリカに
投資していることになりかねません。

分散投資の観点から
各ファンドの比率に注意しましょう。

外国株式インデックス・ファンドの選び方

外国株式でも投資信託ですので、
長期運用で利益を目指すため

信託報酬(運用管理費用)が安いファンドを選ぶ

ことが最優先事項です。

次に、ご自身のアセットアロケーション内で

全体的な分散投資を目指す

ことが大切です。

例えば、アセットクラスに国内株式を
選んでいる場合は、

投資信託で外国株式の割合が高くなっても
全体的に見れば、国内株式と外国株式に
分散投資できていることになります。

上記で述べたように
各ファンドで国別構成比率は異なるので、
ご自身のリスク許容度を考慮しつつ
どのファンドを選ぶか決めることが大切です。

投資初心者とはいえ、初心者なりに
ファンドを調べたり比較検討したりして
選ぶこと自体も投資の面白さかなと感じます。