投資信託を始めるとしたら一括?積立?
そもそも現在の私には
一括でドカンと投資に投じる
資金はないので、迷うことはありません。
最初から積み立て投資一択です。
しかし、一般的に投資信託を始める場合
一括投資した方がよいのか?
積立投資した方がよいのか?
が気になるところです。
投資信託で資産形成を目指すためには
知っておいた方がよいと思います。
投資信託の投資スタイル
投資信託は、長い時間をかけて
資産形成するのに適しています。
そのため積立投資の印象が強いのですが、
もちろん一括投資も可能です。
実際にはどちらの方が資産が増えるのでしょうか?
投資信託の利回り
一括か積立かを比較する際の
グラフなどに必ず登場するのは、
「年率X%で運用した場合」という利回りです。
利回りとは、投資信託を始めるなら
知っておくべき指標で
投資金額に対する収益の割合のことです。
通常利回りは1年で示され、
簡単にいえば
1年間でどのくらい利益が出るかです。
投資信託の利益は
売却した時に確定します。
ですから、知ることができるのは
過去の運用実績による利回りです。
実際には手数料や税金などがかかるため
あくまで概算ですが、計算式は以下です。
例えば、100万円で購入した投資信託の
分配金が2万円、
1年後に101万円で売却した場合
(2万円+1万円)÷100万円×100=3%
となり、利回りは3%です。
自分で利回り計算しなくても、
無料で使える便利なツールもあります。
モーニングスターの金融電卓は
シンプルで使いやすいです。
投資信託の平均利回り
実際に投資信託を始めるなら
できるだけ利回りが高い方がよいのでは?
と考えてしまうのが
投資初心者かもしれません。
しかし、ハイリターンはハイリスクの
可能性も高いので注意が必要です。
投資信託の平均利回りが知りたくて
調べてみたのですが、
売却前に利回りを計算するのは難しいようです。
なぜなら、
- 最終的な利回りが確定するのは売却後である
- 国内か海外か、債券か株式かREITか等、投資対象が異なると利回りも異なる
ため平均値が正確に算出しにくいのです。
ですからあくまで目安ですが、
投資対象や年数により異なることが前提で
3~10%程度が平均利回りのようです。
あくまで利回りは売却後確定するので、
購入前の利回り目標としては
- 3%以下:比較的安定した、リスク低めの運用
- 3~5%:標準的な中リスクの運用
- 6%以上:ふり幅が大きく、積極的なリスク高めの運用
が目安とされているようです。
一括か積立かはケースバイケース
投資信託の指標については
利回りの他に利率や騰落率があります。
その他に手数料などのコストも
関係してきますが、
それらの詳細はいったん脇に置いておき、
一括か積立かを単純に利回りだけで
比較したとして、結論としては
一括か積立のどちらが良いか、
どちらが儲かるか、というのは状況によって異なるようです。
投資は生きものなので
当然といえば当然です。
例えば、同じ年利で同じ金額を同じ期間
ある投資信託で運用したとして
一括と積立でどのような差が出るかというと、
その商品が安定して右肩上がりの運用を
確実に続けていくなら
一括投資の方が儲かるが、
運用成績は必ずしも一定ではなく
良い時も悪い時もあるので
積立投資の方がリスクが少ない
というのが一般的な意見のようです。
そして積立投資の手法として
よく用いられているのがドル=コスト平均法です。
相場が上昇傾向の場合は一括投資、
相場が下落傾向の場合は積立投資、
つまりドル=コスト平均法の方が高いリターンが得られます。
どちらが有利、どちらが儲かる
というのは単純に言えないということです。
ドル=コスト平均法
一括か積立か、どちらが有利だとは
言えないというのが結論でしたが、
投資信託の積立投資に用いられる
主な手法としてドル=コスト平均法については
知っておくべきかと思います。
ドル=コスト平均法とは、
投資信託で株式や債券に投資する際に
毎月一定の金額で同じ対象に投資を続ける方法です。
一般的に、長期的に資産形成する場合に
適した手法だと言われています。
毎月一定の金額を決めているため
価格によって自動的に購入する口数が調整される
からです。
例えば、毎月1万円積み立てる場合と
一括で購入した場合の半年間を比べてみると
| 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 合計 | |
| 株価(円) | 1,000 | 950 | 800 | 700 | 850 | 1100 | |
| <積立>投資金額(円) | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 10,000 | 60,000 |
| <積立>購入口数(口) | 10 | 10.52 | 12.5 | 14.28 | 11.76 | 9.09 | 68.15 |
| <一括>投資金額(円) | 60,000 | 60,000 | |||||
| <一括>購入口数(口) | 60 | 60 |
同じ6万円を投資しても
株価が変動することにより、
- 毎月1万円購入した場合:68.15口
- 一括6万円で購入した場合:60口
となり、購入できる口数に差が出ます。
また、それぞれ1口いくらかを比べると
- 毎月1万円購入した場合:880円/口
- 一括6万円で購入した場合:1,000円/口
となり、購入単価も安くなります。
今回は相場が下落傾向で
積立の方がリターンが大きい例ですが、
上記で述べたように積立が一括よりも有利なわけではありません。
常に相場は変動しているため、
小分けに購入する方が
その変動から受ける影響が少ないということです。

