6つの係数
資産運用計画を立てる際に
以下の6つの係数が使用されます。
試験問題の中に
係数の数値は示されているため
覚える必要はありません。
例)係数早見表(年利2%)
| 期間 | 終価係数 | 現価係数 | 減債基金係数 | 資本回収係数 | 年金終価係数 | 年金現価係数 |
| 5年 | 1.104 | 0.906 | 0.192 | 0.212 | 5.204 | 4.713 |
6つの係数一覧
| 係数名 | 係数の使い方 | 簡単計算式 |
| 終価係数 | 現在の元本を一定期間複利運用した場合の将来の元利合計(終わりの値)を求める | 将来の目標額= 現在の数値×終価係数 |
| 現価係数 | 一定期間後に目標額を得るために必要な元本(現在の値)を求める | 現在の数値= 将来の目標額×現価係数 |
| 減債基金係数 | 目標額にするために必要な積立金額を求める | 毎年の積立額= 将来の目標額×減債基金係数 |
| 資本回収係数 | 元本を複利運用しながら毎年一定額を取り崩す場合の毎年の受取額(資本回収額)を求める ※住宅ローンで毎年の元利均等等返済額を求める際にも用いる |
毎年の受取額= 現在の数値×資本回収率 |
| 年金終価係数 | 毎年一定額の積立金を複利運用した将来の元利合計(終わりの値)を求める | 将来の目標額= 毎年の積立額×年金終価係数 |
| 年金現価係数 | 毎年目標額の年金を受け取る(一定金額を取り崩す)ために必要な元本(現在の値)を求める | 現在の数値= 目標年金額×年金現価係数 |
終価係数
現在の元本(元金)を一定期間、
一定利率で複利運用したら
最終的にいくらになるかを計算する際に使用。
出題例)
Q:100万円を年利2%で複利運用すると5年後いくらになるか?
A:100×1.104=110.4万円
Q:100万円を年利2%で複利運用すると5年後いくらになるか?
A:100×1.104=110.4万円
現価係数
複利運用しながら、一定期間後に
目標額を達成するには、
現在いくらの元本が必要かを計算する際に使用。
出題例)
Q:年利2%で複利運用し、5年後に100万円を得るために元本はいくら必要か?
A:100×0.906=90.6万円
Q:年利2%で複利運用し、5年後に100万円を得るために元本はいくら必要か?
A:100×0.906=90.6万円
減債基金係数
複利運用して、一定期間後に
目標額にするためには
毎年いくら積み立てればよいかを計算する際に使用。
出題例)
Q:年利2%の複利運用し、5年後に100万円を得るためには毎年いくら積み立てればよいか?
A:100×0.192=19.2万円
Q:年利2%の複利運用し、5年後に100万円を得るためには毎年いくら積み立てればよいか?
A:100×0.192=19.2万円
資本回収係数
現在の元本を一定利率で複利運用しながら、
毎年一定金額を取り崩す場合
毎年いくら受け取れるか(資本の回収額)を計算する際に使用。
出題例)
Q:100万円を年利2%で複利運用して5年間で取り崩す場合、毎年いくらの年金を受け取れるか?
A:100×0.212=21.2万円
Q:100万円を年利2%で複利運用して5年間で取り崩す場合、毎年いくらの年金を受け取れるか?
A:100×0.212=21.2万円
資本回収係数は、
利息を含めた毎年の元利均等返済額
(住宅ローン)を計算する際にも使用されます。
利息を含めた毎年の元利均等返済額
(住宅ローン)を計算する際にも使用されます。
年金終価係数
一定期間、一定利率で
毎年一定金額を複利運用で積み立てたら
最終的にいくらになるかを計算する際に使用。
出題例)
Q:毎年100万円積み立てて年利2%で複利運用すると5年後いくらになるか?
A:100×5.204=520.4万円
Q:毎年100万円積み立てて年利2%で複利運用すると5年後いくらになるか?
A:100×5.204=520.4万円
年金現価係数
元本(元金)を複利運用しながら
毎年一定金額(目標額)の年金を受け取るためには
現在いくら(現価)の元本が必要かを計算する際に使用。
出題例)
Q:毎年年利2%で複利運用して、5年間にわたり100万円ずつ年金を受け取りたい場合、現在いくらの元本が必要か?
A:100×4.713=471.3万円
Q:毎年年利2%で複利運用して、5年間にわたり100万円ずつ年金を受け取りたい場合、現在いくらの元本が必要か?
A:100×4.713=471.3万円
6つの係数を覚えるポイント
- シンプルな運用は文字数が少ない。
最初に用意した「元本」を運用していく問題は
2文字の係数「終価」係数か「現価」係数。 - 現在用意すべき金額(元本)を求める問題には
「現」の文字が入っている。
つまり、「現価」係数か「年金現価」係数。 - 最終的な金額を求める問題には
「終」の文字が入っている。
つまり、「終価」係数か「年金終価」係数。 - まとまった額をXXXという表現が
入った問題は「年金」に関係したもの。
つまり、「年金終価」係数か「年金現価」係数。 - 毎年の「積立」金額を求めるものは
「減債基金」係数のみ。
タイプ別分類
- 一括型:元本を一括して運用する場合
・現在の元金⇒将来の目標額(終価係数)
・将来の目標額⇒現在必要な元金(現価係数) - 積立型:毎年積み立てる、もしくは毎年積み立てた結果の金額
・目標額にするために毎年積み立てる金額(減債基金係数)
・毎年積み立てた結果の将来の積立金額合計(年金終価係数) - 取崩型:一定額を受け取る=取り崩す場合
・目標額の年金を受け取るために必要な元金(年金現価係数)
・元金を複利運用しながら受け取る金額(資本回収係数)