iDeCoを実際に始めるまでのステップ
2021年コロナ禍で読んだ
『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』
に衝撃を受けて、
人生で初めて投資について真剣に考え
NISAとiDeCoについて調べ始めました。
その頃偶然、今働いている会社に
退職金制度がないことを知り、
ひとまずiDeCoを
退職金として始めようと決めました。
どうせ始めるなら1カ月でも早く
始めた方が長く積み立てられる
と考えて即行動しましたが、
初めての拠出金が引き落とされるまでには
予想よりも時間がかかりました。
iDeCoを始めようと決めたけど
何から始めたらよいか戸惑っている方の
参考になればと思います。
Step1:どこでiDeCoを始めるか決める
運営管理機関を調べて比較検討する
iDeCoは企業DCと異なり、
自分で運営管理機関を決めなければなりません。
銀行や証券会社等多くの金融機関が
iDeCoを取り扱っているので
どこを選んでよいか迷います。
自分で運用商品を選ばなければならないので
どのような商品を扱っているのか、
どのくらいの商品数を扱っているのか、
を各社調べる必要があります。
誰でもWebサイトで確認することが可能です。
正直私は知識ゼロの状態で、
何をどう判断してよいのかわからず、
すでに銀行口座を持っていて
知名度も高い
SBI証券と楽天証券に絞りました。
(SBI証券なら住信SBIネット銀行、楽天証券なら楽天銀行を使用しなければならない訳ではありませんのでご安心ください。)
ポイントサイトも調べてみる
もしポイ活をされているなら、
ご自身が利用されているポイントサイトで
iDeCoを扱っているか確認してみてください。
iDeCoの新規口座開設でポイントが付与される
ポイントサイトが結構あります。
私はたまたま利用しているECナビで
SBI証券のiDeCo新規開設がキャンペーン中
だったのを見つけたので、資料請求をしました。
楽天証券でも楽天ポイントがもらえるのですが、
私が検討していたタイミングでは
ECナビのSBI証券キャンペーンの方がお得でした。
また、SBI証券のiDeCoは商品数も内容も
他と比べて選択肢が多いことがわかり、
SBI証券でiDeCoを始めることにしました。
Step2:iDeCoの新規口座開設を申し込む
ネットで直接申し込み?資料請求して書面申し込み?
運営管理機関を決めたら
iDeCoの新規口座開設の申し込みです。
- Webサイトから直接申込み
- 資料請求をして書面で申込み
の2つの方法がメインかと思います。
銀行や郵便局ならば、
窓口で申し込みもあり得るでしょう。
本来ならネット完結が好きなのですが、
私はポイントサイト経由で資料請求をしたので
書面で申し込みました。
資料もすぐに届いたし、届いてから
会社に書いてもらう書類が必要だと知り、
紙でじっくり読めたので
個人的には書面申し込みにして良かったと思いました。
会社員の場合は人事部で証明書類を書いてもらう
第2号加入者、つまり会社員の場合は
勤務先の企業により掛金の上限が異なります。
2022年6月現在以下のとおりです。
- 企業年金制度がある場合:12,000円/月
- 企業DC制度がある場合:20,000円/月
- 何もない場合:23,000円/月
その証明のため、勤務先の担当部署で
「事業所登録申請書 兼第2号加入者に係る
事業主の証明書」の必要箇所に記入および署名してもらい、提出しなければなりません。
申込者(自分)が氏名や基礎年金番号等を
記入した後、担当部署に書類を送付して依頼し
記入後返送してもらう必要があります。
私の場合、勤務先の母体がかなり巨大な
グループ企業なので、
この書類を書いてもらうために
どこの部署の誰に依頼したらよいのか
業務の合間に調べ、見つけるまでに
予想以上に時間がかかりました。
オフィス所在地も全く異なり、
連絡はメールで、書類は郵送で対応し
往復で1週間程度かかりました。
拠出方法と拠出額を決める
拠出方法は毎月定額を拠出するか、
年に1回以上で自由に設定するか選べるようです。
申込書には拠出額を記入しなければなりません。
後から変更も可能ですので
まずはいくらから始めるか決めてください。
| 毎月定額を拠出 | 年単位でX回に分けて拠出 | |
| 年間拠出回数 | 年12回(毎月) | 年1回以上で自由設定 |
| 最低拠出額 | 5,000円/月 | 5,000×拠出回数(X回)×月数 ※1年払い⇒×12、半年払い⇒×6、四半期払い⇒×3 |
| 拠出額最低単位 | 1,000円 | 1,000円 |
| 拠出額の変更 | 可能 | 可能 |
| 拠出額の上限 | 公的年金の被保険者種別の年額上限 | 公的年金の被保険者種別の月額上限×{拠出回数(X回)×月数} |
| 未使用拠出枠 | 翌年以降の繰り越し不可 | 同年内では繰越可 (翌年以降は繰り越し不可) |
| 国民年金基金連合会への手数料 | 毎月105円(年間1,260円) | 1回の拠出ごとに105円 ※1年払い⇒105円、半年払い⇒210円、四半期払い⇒315円 |
| メリット | ドル・コスト平均法で運用できる | 手数料合計額を節約できる |
手数料について
余談ですが、書類を取り寄せて
初めてiDeCoの手数料について知りました。
初期手数料として、加入する時に1回限り
国民年金基金連合会に対して2,829円かかります。
加入後も1回の拠出ごとに
国民年金基金連合会に対して105円、
事務委託先金融機関に対して66円/月かかります。
60歳以降に年金として、
もしくは退職金として受け取る際にも手数料がかかるようです。
運用商品と掛金配分割合を決める
知識ゼロの場合、ここが一番難点です。
当然ながらどの商品を選んでよいのか、
いくつ選ぶとよいのか、
どのくらいの割合で配分したらよいのか、
何から何まで全くわかりません。
私はSBI証券のサイト内のAI診断や
各ファンドの紹介動画、
iDeCoに関するファイナンシャルプランナーの
記事などを参考にしてひとまず4つ選びました。
例えば以下のようなイメージです。
Aファンド:30%
Bファンド:30%
Cファンド:25%
Dファンド:15%
その後投資についても学びはじめ、
さらに自分なりに調べて
4カ月後に見直しを行い、
1つを除いて他の商品に変更しました。
今後何度も見直しや変更が可能なので
申込時はわからないなりに調べて、
自分なりに選んでみるしかありません。
iDeCoも投資の一つです。
運用により運用益が異なってくるので
申込時がまさに、
投資の終わりなき学びのスタートでもあります。
ちなみに、書面申し込み時に記入しなくても
申し込み後Webサイトの個人ページからも
設定可能です。
Step3:iDeCo運用サイトの設定と掛金の引き落とし
利用される運営管理機関により
スケジュールは異なるかもしれませんが、
個人的には書類を郵送してからの
待ち時間も長く感じました。
SBI証券では書類の受領時期により
IDとパスワードのお知らせが届く時期が異なります。
- 毎月1~5日までに受領⇒書類受領月の翌月中旬頃発送
- 毎月6日以降月末までに受領⇒書類受領月の翌々月中旬頃発送
IDとパスワードが届いたら、
iDeCo運用サイトにログインして
メールアドレスを登録したり、
運用商品の設定がまだの場合はこのタイミングで設定します。
それから初めての掛金引き落としです。
申込時に選択可能な複数の銀行から1行選び、
引き落とし銀行口座情報を提出しているので
- 書類受領月の翌月から引き落とし開始(1か月分)
- 書類受領月の翌々月から引き落とし開始(2か月分)
されて、運用スタートとなります。
私の場合は9月6日以降に書類を発送したので、
2に該当し、11月に2か月引き落としされました。
以上がiDeCoの開始手順です。