損害保険
損害保険とは、
偶然の事故や災害によって生じた損失を補填するための保険です。
生命保険の保険金等の支払いは
契約時に約束した保険金額が支払われますが、
損害保険金等の支払いについては
原則として実損払いとなります。
損害保険料の仕組み
損害保険の保険料の仕組みは4つあります。
大数の法則と収支相等の原則は
生命保険と同様です。
その他損害保険特有のものとして
給付・反対給付均等の原則と利得禁止の原則があります。
大数の法則
大数の法則とは、
一つ一つの事故等が偶発的であっても、大数で見れば一定の法則があるということです。
収支相等の原則
収支相等の原則とは、
収入(保険料等)と支出(保険金等)が等しくなるということです。
給付・反対給付均等の原則
給付・反対給付均等の原則とは、
被保険者のリスク状況や事故発生率に応じた保険料を負担しなければならないということです。(公平の原則)
例えば、危険を伴う職業であれば
その分保険料は高くなります。
利得禁止の原則
利得禁止の原則とは、
被保険者が実損以上の保険金を受け取り、利益を得ることは禁止されているということです。
例えば、事故で100万円の実損があった場合、最高200万円まで支給される保険に入っていたとしても受取可能な保険金額は100万円となります。
損害保険の保険金額と保険価額
保険金額とは、実際に損害があった場合に受け取ることができる保険金の金額を指します。
保険価額とは、実際に損害にかかった費用の金額を指します。
損害保険は保険金額と保険価額の大きさにより、以下の3つに分けられます。
超過保険
超過保険とは、実損てん補で
保険金額を上限に、損害額が全額支払われる保険のことです。
全部保険
全部保険とは、実損てん補で
損害額が全額支払われる保険のことです。
一部保険
一部保険とは、比例てん補で
保険金額の保険価額に対する割合に応じて保険金が削減され、損害額の一部が支払われる保険のことです。
例えば、保険金50万円の保険に入っていたとして、事故で100万円の実損があった場合、50万円の保険金を受け取ります。
「てん補(填補)」とは、保険会社が保険事故によって発生した損害に対して保険金を支払うことをいいます。
出典;保険市場 保険市場用語集

