投資の手法
ポートフォリオを中心に
投資の手法について復習および新知識を学習します。
分散投資
分散投資とは、
投資対象を多様化させて
資産運用のリスク低減を目指す方法です。
代表的な手法に、
預金・株式・不動産など
財産を3種類の異なる資産で所有する
財産3分法があります。
同じ格付の債券でも、
複数銘柄に分散投資することにより
単一銘柄への集中投資よりも
信用リスク(デフォルトリスク)を軽減できます。
ポートフォリオ
ポートフォリオのリスク
ポートフォリオでは
収益率のばらつき具合をリスクとし、
リスクを分散や標準偏差(σ:シグマ)で表します。
標準偏差の値が大きいほどリスクが高い
(効率が悪い)投資、
小さいほどリスクが低い投資とされています。
システマティック・リスクと非システマティック・リスク
ポートフォリトの分散投資により
非システマティック・リスク
(アンシステマティック・リスク)を軽減できます。
システマティック・リスクとは
市場全体の動きの影響を受けるリスクで、
非システマティック・リスク
(アンシステマティック・リスク)とは
市場の動きとは関係ない個別銘柄の変動リスクのことです。
ポートフォリオの相関関数とリスク

ポートフォリオの期待収益率
ポートフォリオでは、
標準偏差の大きさに関わらず
ポートフォリオの収益率が期待収益率を
上回るか下回るかの確立は同じ(正規分布)です。
理論上、ポートフォリオの収益率は
約68%(約3分の2)の確立で
期待収益率±標準偏差の範囲内に収まります。
Q:
期待収益率が3%の資産Aと、
期待収益率5%の資産Bを、
Aが30%、Bが70%の割合で組み入れた
ポートフォリオの期待収益率は何%か?
=0.9+3.5
=4.4%
シャープレシオ
シャープレシオとは
投資の効率性を示す指標です。
リスクの度合い(標準偏差)が異なる
ポートフォリオのパフォーマンス
(投資効率)を比較評価する際に用います。
※無リスク資産=元本が保証されている資産
シャープレシオの値が大きいファンド
の方が投資効率がよく、
パフォーマンスが良い運用といえます。
例)
Q:無リスク資産利子率(利回り)2%で、ファンドAとファンドBの運用実績と標準偏差が以下の数値のとき、どちらの投資信託の方が効率的な運用か?
| 実績収益率 | 標準偏差(リスク) | |
| ファンドA | 12% | 5% |
| ファンドB | 14% | 10% |
A:
ファンドAのシャープレシオ:(12-2)÷5=2.0%
ファンドBのシャープレシオ:(14-2)÷10=1.2%
2.0>1.2なので、ファンドAの方が効率運用といえる
トレイナーレシオ
標準偏差の代わりに
ベータを用いて計算する方法を
トレイナーレシオといいます。
ドル・コスト平均法
ドル・コスト平均法とは、
価格が変動する金融商品を定期的に
一定金額ずつ購入する投資手法です。
投資時期を分散して
価格が安いときに多い量を
価格が高いときに少ない量を自動的に購入することができます。
株価チャート分析
株価の分析手法には、
- ファンダメンタル分析:企業の業績や財務状況から値動きの要因を分析する方法
- テクニカル分析:株価の値動き自体を分析する方法
があります。
株価チャート分析はテクニカル分析です。

